「うまくいかない理由、実は“やり方”じゃなかったんですね…」
〜あるセッションでの気づき〜
先日のコーチングセッションでのこと。
あるクライアントさんとのやりとりに、私自身も大きな気づきがありました。
(※ご本人に掲載の許可をいただいています^^)
■ クライアントさんとの会話より
クライアントさん(以下C):
「最近ずっと、うまくいかないんです。
SNSの発信もやってるし、学びも続けてるんですけど、
手応えがなくて…」
私(以下コーチ):
「行動自体はしっかり続けてるんですね。すごいことですよ。
でも、手応えがないって感じるのは、どんな時ですか?」
C:
「毎回、“やり方が悪いのかな”って思って、
ノウハウを調べたり、別の方法を試してみるんですけど…
なんだか、空回りしてるような気がして。」
コーチ:
「なるほど…じゃあ、ちょっと聞いてもいいですか?
そもそも、何のためにその行動をしているんでしょう?」
C:
「……あっ。」
コーチ:
「はい?」
C:
「すみません、目的…ちゃんと考えてませんでした。
“うまくいく方法”ばっかり探してて、
“何のために”って視点が抜けてたかも…」
■ 手段ばかり探すと、心がついてこなくなる
このクライアントさんのように、
真面目で努力家な方ほど「やり方」に意識がいきがちです。
でも、“目的”が不明確なままだと、どれだけ行動しても心が追いついてこない。
だから疲れちゃうし、結果もつながらないんですよね。
■ 小さな問いかけで、流れが変わる
セッションの最後に、こんなワークをお渡ししました。
▼ スモールステップワーク
ノートやメモに、1行だけ書いてみてください。
「私は〇〇をすることで、どんな未来を手に入れたいのか?」
(例)
・「私は発信を通じて、自分と同じように悩んでいる人に安心を届けたい」
・「私はこの学びを、自分と家族の幸せに生かしたい」
「やり方」が悪いんじゃない。
「目的」が見えた瞬間に、やる気も、集中力も、スッと戻ってきます。
■ 最後に
がんばっているのに、なんとなくうまくいかないと感じているとしたら。
もしかすると、それは「やり方探し」ではなく、
「本当の目的」に立ち返るタイミングなのかもしれません。
そんなヒントになれば嬉しいです